ホーム » 親のAndroidスマホで最初に設定しておきたい7項目|家族と一緒に確認する方法

親のAndroidスマホで最初に設定しておきたい7項目|家族と一緒に確認する方法

母親のAndroidスマホを一緒に設定する家族

親がAndroidスマホを使っていて、

「文字が小さくて読みにくい」
「電話が鳴っていたのに気づかなかった」
「アプリがどこにあるか分からない」
「知らない番号からよく電話が来る」

そんなことで困った経験はありませんか?

Androidスマホは機種によって画面や設定名が少し違いますが、最初に確認しておきたいポイントはほとんど同じです。

全部の設定を触る必要はありません。

まずは、次の7つだけ一緒に確認してみてください。

優先 確認すること 何がラクになる?
1 文字・表示サイズ 見えにくさや押しにくさを減らせる
2 着信音・バイブ 電話に気づきやすくなる
3 画面ロック・指紋 ロック解除で困りにくくなる
4 ホーム画面 よく使うアプリを探しやすくなる
5 Find Hub スマホをなくしたとき探しやすくなる
6 迷惑電話対策 怪しい電話に気づきやすくなる
7 バックアップ 故障や買い替えに備えられる

最初は、文字・音・ロック解除の3つだけでも十分です。


Androidは機種によって設定画面が違います

まず、ここだけ覚えておいてください。

Androidは、

・Google Pixel
・Galaxy
・AQUOS
・Xperia
・OPPO
・Xiaomi

など、メーカーによって設定画面が少し違います。

そのためこの記事で、

設定 → ○○

と書いてあっても、親のスマホでは少し違う名前になっていることがあります。

そんなときは、設定アプリ上部にある検索欄を使ってください。

親のスマホがiPhoneの場合は、親のiPhoneで最初に確認したい設定も参考にしてください。

例えば、

「文字サイズ」
「バックアップ」
「指紋」

と検索すると、該当する設定を見つけやすくなります。

設定項目を何ページも探し回るより、この方法の方が簡単です。


1.まず文字と画面を見やすくしましょう

Androidスマホの文字と表示サイズを親子で調整するイメージ

「Androidは難しい」と言っていても、よく見ると、

文字が小さくて読めていないだけ

ということがあります。

まず文字サイズを確認してみましょう。

Androidでは、設定アプリから「フォントサイズ」や「表示サイズ」を検索し、スライダーで調整できます。

機種によって表示場所は異なります。

文字だけ大きくしたい場合

設定アプリを開き、

「フォントサイズ」

と検索します。

スライダーを右へ動かすと文字が大きくなります。

親本人に、

「これぐらいなら読みやすい?」

と見てもらいながら調整してください。

ボタンやアイコンも小さい場合

文字だけではなく、

「押すところ自体が小さい」

という場合は、

「表示サイズ」

も調整してみましょう。

表示サイズを大きくすると、文字だけでなく画面上の項目も大きく表示されます。

ただし、最大にすればいいわけではありません。

大きくしすぎると1画面に表示される情報が少なくなり、かえって使いにくくなることがあります。

本人が見やすいところで止めれば十分です。


2.電話に気づかないなら、着信音を確認します

親へ電話しても、

「全然気づかなかった」

ということはありませんか?

Androidでは、動画を見るときの音量と、電話の着信音量が別になっていることがあります。

そのため、

「YouTubeは聞こえるのに電話は小さい」

ということもあります。

音量ボタンを押して設定メニューを開くと、着信音・メディア・アラームなどを個別に調整できます。

標準的なAndroidでは、設定アプリの「音とバイブレーション」などから着信音も変更できます。

一度、実際に電話して確認しましょう

設定したら、家族のスマホから一度電話してみてください。

親本人に、

「この音量なら気づく?」

と確認します。

数字だけ見て設定するより、実際に鳴らす方が分かりやすいです。

バイブレーションも確認する

バッグにスマホを入れることが多いなら、バイブレーションもある方が気づきやすい場合があります。

ただし、

「音が鳴ると困る場所へよく行く」

など生活スタイルによっても違います。

親本人が普段どう使っているかに合わせましょう。


3.画面ロックは「なし」にせず、解除しやすくしておきましょう

「毎回暗証番号を入れるのが面倒だから、ロックをなくしたい」

と言われることもあります。

でもスマホには、

・写真
・連絡先
・LINE
・メール
・決済アプリ
・銀行アプリ

など、たくさんの個人情報が入っています。

AndroidではPIN、パターン、パスワードなどの画面ロックを設定でき、対応機種では指紋なども利用できます。

指紋認証が使えるなら試してみる

対応機種なら、

設定で「指紋」と検索

してみてください。

指紋認証が使えるようになると、毎回PINを入力するよりラクになることがあります。

ただし、スマホを再起動したあとなどはPINやパスワードが必要になることがあります。

そのため、

本人がPINをまったく分からない状態

にはしない方がいいです。

家族が勝手に暗証番号を決めない

家族がサポートしやすいように、

「この番号にしといたよ」

と勝手に変更するのも避けましょう。

使う本人が分かる番号にしておくことが大切です。


4.ホーム画面は「いつものアプリ」を最初に置きます

親のスマホを見ると、

「電話のアプリがどこか分からない」

ということがあります。

アプリが消えたのではなく、何ページもあるホーム画面の中で見つけられなくなっているだけ、という場合もあります。

よく使うものは最初の画面へまとめておきましょう。

例えば、

・電話
・メッセージ
・LINE
・カメラ
・写真
・Chrome
・設定
・地図

などです。

アプリを消さなくても大丈夫です

使わないアプリがたくさんあっても、無理に削除する必要はありません。

よく使うものだけを1ページ目へ置いて、

「電話はここ」
「写真はここ」

と場所を固定しておくだけでもかなり違います。

家族がスマホを見るたびに配置を変えるのも避けた方がいいでしょう。

親本人はアイコンの位置で覚えていることもあります。


5.なくしたときのために「Find Hub」を確認しておきましょう

なくしたAndroidスマホを家族と一緒に探すイメージ

Androidスマホをなくしたときは、GoogleのFind Hubを使って探せます。

GoogleアカウントをAndroid端末に追加していれば、Find Hubが利用できる状態になっている場合があります。

実際に端末を探すには、

・Googleアカウント
・位置情報
・Find Hub
・通信状態

などが関係します。

Google公式の現行案内では、まず設定アプリでGoogleアカウントにログインしていることと、位置情報がオンになっていることを確認します。次に、設定 → セキュリティ → Find Hubを開き、「デバイスの場所の特定を許可」がオンになっているか確認します。機種やAndroidバージョンによって表示名が違う場合は、設定アプリの検索欄を使ってください。

本当になくす前に試しておく

スマホが目の前にある状態で、

「ちゃんと探せるかな?」

と一度試しておくのがおすすめです。

なくしてから初めて使おうとすると、

「Googleアカウントが分からない」

となりやすいからです。

家族が探す場合も本人のアカウントを大切にする

家族が便利だからといって、親のGoogleアカウントを勝手に管理する必要はありません。

本人の同意のもとで使いましょう。


6.迷惑電話対策を確認しましょう

「知らない番号だけど、とりあえず出た」

ということはありませんか?

Androidでは使っている電話アプリによって、迷惑電話を警告してくれる機能があります。

Googleの電話アプリでは、電話アプリ → その他 → 設定 → 発信者番号 / 迷惑電話から、「発信者番号とスパムの番号を表示」や「スパムの疑いがある通話をフィルタ」などを確認できます。利用時には、通話に関する情報がGoogleへ送信される場合があるため、親本人にも説明してから設定します。

ただし、すべてのAndroidスマホがGoogleの電話アプリを使っているわけではありません。

Galaxyなどではメーカー独自の電話アプリが入っていることもあります。

その場合は、電話アプリの設定で、

「迷惑電話」
「スパム」
「発信者情報」

などを探してみてください。

知らない番号を全部拒否するのは少し待って

病院、役所、宅配、修理業者など、登録していない番号から必要な電話がかかることもあります。

そのため、最初から全部拒否するより、

怪しい電話だと分かりやすくする

ところから始める方が使いやすいです。

迷惑電話や詐欺への具体的な対策は、親のスマホの迷惑電話・詐欺対策で詳しくまとめています。


7.最後にバックアップを確認しておきましょう

親のAndroidスマホの写真やデータをバックアップするイメージ

スマホが故障したときに、

「写真がない」
「連絡先が分からない」

となると大変です。

AndroidではGoogleアカウントを使って、端末の設定や一部のデータをバックアップできます。

設定場所はAndroidバージョンやメーカーで異なるため、

設定アプリで、

「バックアップ」

と検索する方法が分かりやすいです。

Google公式の現行案内では、設定 → Google → すべてのサービス → バックアップから確認します。機種によって表示名が異なる場合は、設定アプリで「バックアップ」を検索してください。

「オン」だけではなく中身も確認する

バックアップ画面を開いたら、

・デバイスのデータ
・アプリ
・メッセージ
・通話履歴
・設定

など、何がバックアップされているか確認してみてください。

写真は別に確認しましょう

ここは少し分かりにくいところです。

Android本体のバックアップと、Googleフォトの写真・動画バックアップは分けて考えた方が分かりやすいです。

「端末バックアップがオンだから写真も全部安心」

と思い込まず、Googleフォトを使っている場合は写真のバックアップ状態も一度確認しておきましょう。


最後に親本人に触ってもらいましょう

家族が全部設定して、

「これで完璧」

で終わらせない方がいいです。

最後に親本人へスマホを渡して、

「電話を開いてみて」

「写真を見てみて」

「LINEを開いてみて」

と普段の操作をしてもらいます。

そこで、

「文字が大きすぎる」

「このアイコンは前の場所の方が分かりやすい」

と言われたら戻せば大丈夫です。

家族が使いやすいスマホではなく、本人が使いやすいスマホにする。

ここが一番大事です。


Androidだからこそ、機種名をメモしておくとラクです

iPhoneと違い、Androidはメーカーや機種によって画面がかなり違います。

離れて暮らしている親から、

「設定が分からない」

と電話が来ても、

こちらが機種を知らなければ、同じ画面を想像できないことがあります。

そこで、実家へ行ったときに、

メーカー名と機種名

をメモしておきましょう。

多くのAndroidでは、

設定 → デバイス情報

または、

設定 → 端末情報

などで確認できます。

例えば、

「Galaxy A○○」
「AQUOS sense○」
「Pixel ○」

くらい分かっていれば十分です。

次に困ったとき、

「どのAndroid?」

から始めなくてよくなります。


よくある疑問

Androidは機種によって設定が違うので、この記事通りにできないことがありますか?

あります。

Androidはメーカーによって設定名や場所が違います。

ただし、

・フォントサイズ
・音量
・画面ロック
・バックアップ

など基本機能は多くの機種にあります。

見つからないときは、設定アプリの検索欄を使うのが一番簡単です。


親のAndroidは文字サイズを最大にした方がいいですか?

最大にする必要はありません。

大きくしすぎると、ボタンや文章が画面からはみ出したり、表示される情報が少なくなったりすることがあります。

親本人が読みやすい大きさで十分です。


画面ロックはPINと指紋のどちらがいいですか?

両方使える状態が便利です。

普段は指紋で解除し、必要なときにPINを使います。

PIN自体を忘れてしまうと困るので、本人が分かる状態にしておきましょう。


Find Hubを使えば家族がずっと親の位置を見られますか?

「スマホを探す機能」と「家族や友人との現在地共有」は同じものではありません。

位置情報共有を使う場合は、本人の同意のうえで設定してください。

便利だからと家族だけで勝手に設定する必要はありません。


Androidのアップデートはした方がいいですか?

基本的には、セキュリティ更新や不具合修正のため、更新できる状態にしておいた方がいいでしょう。

ただしAndroidはメーカーによってアップデート画面が異なります。

設定アプリで、

「ソフトウェアアップデート」
「システムアップデート」

などを検索すると見つけやすいです。

親がアップデート後の画面変更で混乱しやすい場合は、家族が会ったときに一緒に確認する方法でも構いません。


まとめ|Androidは「機種差」を気にしすぎなくても大丈夫です

親のAndroidスマホで、まず確認しておきたいのは、

①文字と表示サイズ
②着信音・バイブ
③画面ロック・指紋
④ホーム画面
⑤Find Hub
⑥迷惑電話対策
⑦バックアップ

の7つです。

Androidは機種によって設定画面が違うため、

「記事と同じ場所にない」

こともあります。

そんなときは、設定アプリの検索欄を使ってください。

そして設定が終わったら、親本人に一度使ってもらいましょう。

全部を家族が管理するのではなく、

親本人が一人でできることを少し増やしておく。

それだけでも、次に「スマホが分からない」と連絡が来たときの負担はかなり変わります。

離れて暮らしている場合は、画面共有や遠隔サポートの方法も準備しておくと、さらにサポートしやすくなります。



公式情報・参考

親のスマホについて全体を整理したいときは、親のスマホを家族でサポートするときの準備も参考にしてください。