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実家のWi-Fiが遅い・つながらないときの確認方法|家族が電話で順番に確認する7ステップ

実家のWi-Fiトラブルを一緒に確認する親子

この記事の確認順
親御さんと電話をつないだまま、上から一つずつ確認してください。複数の設定を同時に変えず、変化がなければ次へ進みます。RESET・初期化ボタンは今回の確認では押しません。

Wi-Fiトラブルの原因を順番に確認するイメージ
Wi-Fiトラブルは、1台だけか家全体かを分けて、上から順番に確認します。

親御さんから、

「Wi-Fiがつながらへん」
「ネットが遅い」
「昨日まで使えてたのに」

と電話がかかってくることはありませんか?

離れて暮らしていると、こちらからは実家のルーターもスマホの画面も見えません。

しかも「Wi-Fiがつながらない」と言っていても、

  • スマホ1台だけの問題
  • 家中のWi-Fiが止まっている
  • Wi-Fiにはつながっているけれどネットが使えない
  • 電波が弱い場所にいる

など、状況はそれぞれ違います。

最初から原因を当てようとしなくて構いません。

まずは上から順番に、一つずつ見ていきます。

最初に聞くのは「全部?そのスマホだけ?」

電話で最初に確認したいのは、

「ほかのスマホやテレビもネットにつながらない?」

です。

これだけで、見る場所をかなり絞れます。

そのスマホだけつながらない

ほかのスマホやテレビは普通に使えている。

この場合は、家の回線全体より、そのスマホ側から確認します。

家中の機器がつながらない

スマホもテレビもタブレットも全部つながらない。

この場合は、ルーターや回線側から見ていきます。

Wi-Fiが1台だけつながらない場合と家中つながらない場合の切り分け
1台だけつながらない場合と、家中つながらない場合を分けて考える図です。

親御さんに難しい説明をしてもらう必要はありません。

iPhoneとAndroidでは画面名が異なります。ここでは代表例を示しているので、実際の端末に表示された名称を見ながら進めます。

「テレビのYouTubeは見られる?」
「もう1台のスマホは?」

くらいの聞き方から始めます。

1.まずスマホのWi-Fiがオンかを見る

1台だけつながらない場合は、そのスマホから見ます。

画面の上にWi-Fiのマークが出ているか確認してもらいます。

ただ、マークだけでは分かりにくい場合もあるので、設定画面を開いた方が確実です。

iPhoneの場合

「設定」
↓
「Wi-Fi」

と進みます。

Wi-Fiがオンになっているか見ます。

その下に、実家で使っているWi-Fiの名前が表示されているかも確認します。

iPhoneのWi-Fi設定でオンと接続先を確認する操作説明用の画面イメージ

Androidの場合

機種によって名前が違いますが、

「設定」
↓
「接続」
「ネットワークとインターネット」
「Wi-Fi」

などから確認できます。

Galaxyなら「接続」→「Wi-Fi」などから探せます。

GalaxyのWi-Fi設定を確認する操作説明用の画面イメージ

記事と同じ項目がなければ、設定の検索で

「Wi-Fi」

と入力してみてください。

Wi-Fiがオフだったら

一度オンにします。

実家のWi-Fi名が表示されて接続できれば、そのまま普段使うページやアプリを開いてみます。

変わらなければ次へ進みます。

2.Wi-Fi名は合っている?

Wi-Fiはオンなのにネットが使えない場合は、

どのWi-Fiにつながっているか

も見ます。

集合住宅や住宅地では、近所のWi-Fi名がいくつも表示されることがあります。

実家のルーターに書かれているWi-Fi名と、スマホに表示されている名前を見比べます。

「SSID」という言葉が出てきたら、

Wi-Fiの名前

くらいに考えてください。

ルーターの側面や底面に、

SSID
Wi-Fi Name
ネットワーク名

などとして書かれていることがあります。

ただし、家族が以前Wi-Fi名を変更している場合は、本体の表示と違うこともあります。

分からなければ、無理に接続先を変えず次の確認へ進みます。

3.家中つながらないなら、ルーターのランプを見る

スマホだけではなく、家中の機器がつながらない場合は、ルーターを見ます。

ここで大事なのは、

いきなりボタンを全部押さないこと

です。

まず電源が入っているか、ランプが点いているかを見ます。

機種によってランプの名前は違います。

たとえば、

POWER
電源
INTERNET
WAN
回線
Wi-Fi

などがあります。

赤く点灯している
普段点いているランプが消えている
点滅のしかたがいつもと違う

という場合は、その機種の公式説明書でランプの意味を確認します。

ランプの意味は機種によって違います

「赤なら必ず故障」
「このランプが消えていたら回線障害」

とは限りません。

メーカーごとに意味が違うため、

ルーターの機種名
+
ランプ

で公式サポートを確認します。

機種名が分からない場合は、本体の側面や底面にある型番を見ます。

4.一度再起動してみる

電源は入っているけれど調子が悪い場合は、再起動で変化があるか見ます。

ただし、

初期化ボタンは押さないでください。

「RESET」
「初期化」

と書かれた小さな穴やボタンは、設定を消すためのものがあります。

今回やりたいのは初期化ではなく、電源の入れ直しです。

Wi-Fiルーターの電源再起動とRESETボタンの違い
電源の入れ直しと初期化は別の操作です。

ホームルーターの場合

コンセントから電源を抜きます。

少し待ってから、もう一度つなぎます。

ランプが落ち着くまで数分かかることがあります。

そのあとスマホでネットが使えるか見ます。

光回線の場合

光回線の家には、

  • ONU
  • ホームゲートウェイ
  • Wi-Fiルーター

など、複数の機械が置かれている場合があります。

光回線の機器が1台構成と複数台構成になる場合のイメージ
光回線の機器構成は家庭によって異なります。複数台ある場合は契約会社や機器の公式手順を確認します。

親御さんが、

「どれがルーターか分からない」

という状態なら、電話だけで何台も抜き差しさせない方が安全です。

本体の写真を家族へ送ってもらうか、契約している通信会社の公式手順を確認します。

複数機器の再起動順は構成によって異なるため、その契約先・機種の案内に従ってください。

5.遅いだけなら、ルーターの近くへ行ってみる

ネットにつながってはいるけれど、

「遅い」
「動画が止まる」
「部屋によって使えない」

という場合は、ルーターの近くへスマホを持っていきます。

そこで同じページや動画を開いてみます。

近くでは使える

ルーターの近くでは普通に使えるのに、別の部屋へ行くと遅くなる。

この場合は、回線そのものより、家の中でWi-Fiの電波が届きにくくなっている可能性があります。

近くでも変わらない

ルーターのすぐ近くでも遅い場合は、

  • 回線側
  • ルーター
  • 利用時間帯
  • 通信障害

など、別の原因も考えます。

速度を細かく測る前に、この確認だけでも状況を整理できます。

6.ルーターの置き場所を見てみる

ルーターが、

  • 床の隅
  • テレビ台の奥
  • 棚の中
  • 金属製ラックの中
  • 家の端の部屋

などに置かれていると、Wi-Fiが届きにくくなる場合があります。

Wi-Fiルーターの置き場所の良い例と避けたい例

置き場所を変えられるなら、

  • 床より少し高い位置
  • 家具の奥に隠れない場所
  • 家の中央に近い場所

なども試してみます。

ただし、光回線の機器はケーブル位置の都合で大きく動かせない場合があります。

無理に配線を抜いたり、機器を移動したりする必要はありません。

少し位置を変えられる場合だけ試します。

電子レンジの近くなどで変わることもある

Wi-Fiの一部は2.4GHz帯を使っています。

電子レンジやほかの無線機器などの影響を受ける場合があります。

ただし、

「電子レンジがあるから全部ダメ」

という意味ではありません。

特定の時間や場所だけ不安定になる場合の確認材料の一つです。

7.2.4GHzと5GHz、どっちにつなげばいい?

Wi-Fi名を見ると、

XXXX-A
XXXX-G

のように、似た名前が2つ出ていることがあります。

機種によって違いますが、2.4GHzと5GHzを分けて表示している場合があります。

難しく覚える必要はありません。

ざっくりいうと、

2.4GHz

遠くまで届きやすい一方、周囲の機器の影響を受けることがあります。

5GHz

近い場所では高速になりやすい一方、壁や距離の影響を受けやすい傾向があります。

ルーターから離れた部屋で5GHzが不安定なら、2.4GHz側を試して変化を見る方法があります。

逆にルーターの近くで使う場合は、5GHz側も試せます。

ただし最近のルーターでは、自動で切り替える機能もあります。

Wi-Fi名が一つしか表示されない場合は、無理に2.4GHz/5GHzを探す必要はありません。

それでも使えないときは「回線障害」を見る

ここまで見ても、

家中のスマホやテレビが全部つながらない

場合は、通信会社側の障害やメンテナンス情報も確認します。

契約している会社の公式サイトで、

「障害情報」
「工事・メンテナンス情報」

を見ます。

このとき、SNSの投稿だけで判断せず、まず契約先の公式情報を確認します。

通信障害が出ている場合は、家の設定を何度も変更しても状況が変わらないことがあります。

「どこの会社か分からない」とき

実家では、

「Wi-Fiはあるけど、どこの会社か知らん」

ということもあります。

そんなときは、家にあるものから探します。

  • 請求書
  • クレジットカード明細
  • 口座振替の名前
  • 契約時の書類
  • ルーターやONUに貼られたラベル

などを見ます。

ただし、

ルーターのメーカー名

と、

インターネット契約会社

は同じとは限りません。

たとえばルーターにBUFFALOと書いてあっても、BUFFALOが光回線の契約先とは限りません。

分からないときは、無理に設定画面を変更せず、契約情報から確認します。

家族が電話で手伝うなら、写真を送ってもらう

「ランプが赤い」
「箱が2個ある」
「ケーブルがいっぱいある」

と言われても、電話だけでは状況が分からないことがあります。

そんなときは、

ルーター周辺をそのまま写真に撮って送ってもらいます。

できれば、

  1. 機械全体
  2. ランプが見える正面
  3. 型番が書いてある側面・底面

の3つがあると確認しやすくなります。

ただし、Wi-Fiパスワードや管理画面のパスワードが写っている場合があります。

普段サポートを頼んでいる家族へ送る写真なら、必要な範囲で一緒に確認できます。ただし、Wi-Fiパスワードや管理画面のパスワードを知らない第三者へ転送しないよう、送り先を確認してください。

パスワードを何度も入れ直す前に

Wi-Fiがつながらないと、

「パスワードが違うのかな」

と思って、何度も入力し直したくなることがあります。

ただ、昨日まで普通につながっていて、家中の機器が同時につながらなくなったのであれば、スマホ1台のパスワードだけが原因とは限りません。

まず、

ほかの機器はどうか
↓
ルーターはどうか
↓
障害情報はどうか

を確認します。

Wi-Fi設定の削除や初期化は、そのあとです。

「ネットワーク設定をリセット」は最後の方で考える

スマホには、

「ネットワーク設定をリセット」

という機能があります。

ただし、これを使うと保存しているWi-Fi情報などが消える場合があります。

ネット記事で見かけても、最初から実行しないでください。

まず今回の記事の確認を進めて、

1台だけどうしてもつながらない

という状態が残った場合に、その機種のApple・Google・メーカー公式手順を確認してから検討します。

実家でよく止まるなら、原因を一度メモしておく

その場では直っても、

「また来月つながらなくなった」

ということがあります。

何度か繰り返すようなら、簡単にメモを残しておきます。

たとえば、

  • どの部屋で遅かったか
  • スマホ1台だけか、全部か
  • ルーター再起動で変わったか
  • 夜だけ遅いか
  • ルーター近くではどうだったか

などです。

原因を専門用語で書く必要はありません。

「夜だけ遅い」
「寝室だけ弱い」

くらいでも、次に確認するときの手掛かりになります。

こんなときは、どこを見ればいい?

スマホ1台だけつながらない

まずスマホ側のWi-Fi設定を確認します。

ほかの機器が使えているなら、家の回線全体を触る前にその端末を見ます。

スマホもテレビも全部つながらない

ルーターの電源・ランプを確認します。

必要に応じて公式手順に沿って再起動し、通信会社の障害情報も見ます。

リビングでは使えるけど寝室では遅い

ルーターとの距離や置き場所を確認します。

  1. 4GHz/5GHzを選べる機器なら、接続先を変えて変化を見る方法もあります。

夜だけ遅い

時間帯による混雑なども考えられます。

何日か同じ時間に起きるか見てから、回線やサービスの見直しを考えます。

何度も同じ症状が出る

その場の再起動だけで終わらせず、

  • ルーターの古さ
  • 設置場所
  • 回線
  • 家で使う台数

なども含めて見直します。

実家のWi-Fi自体を選び直したい場合はこちらも参考にしてください。

実家のWi-Fiは何を選ぶ?光回線・ホームルーター・スマホだけの違い

よくある質問

Wi-Fiルーターの電源は抜いてもいいですか?

通常の再起動として電源を入れ直せる機器はあります。

ただし、光回線では複数の機器がつながっている場合があり、構成によって手順が異なります。

どの機械か分からない場合は、機種名や契約会社の公式手順を確認してから進めます。

「RESET」「初期化」ボタンは、電源の入れ直しとは別なので押さないでください。

ルーターを再起動すると設定は消えますか?

通常の電源の入れ直しと、初期化は別です。

電源を切って入れ直すだけなら、通常は設定を消す操作ではありません。

ただし「RESET」「初期化」を実行すると設定が消える場合があるため、区別してください。

Wi-Fiマークが出ているのにネットが使えません

Wi-Fiマークは、スマホとルーターが無線でつながっていることを示していても、ルーターから先のインターネット接続に問題がある場合があります。

ほかの端末も使えないか確認し、ルーターや回線障害も見ていきます。

2.4GHzと5GHzはどちらを使えばいいですか?

利用する場所や家の環境によって変わります。

ルーターから遠い部屋なら2.4GHz、近い場所なら5GHzを試して、実際のつながり方を見ます。

自動で切り替える機種もあるため、Wi-Fi名が一つしかなくても問題とは限りません。

Wi-Fiが遅いなら新しい回線に変えた方がいいですか?

すぐに契約変更する必要があるとは限りません。

まず、

  • 1台だけか全部か
  • ルーター近くではどうか
  • 置き場所
  • 時間帯
  • 障害情報

を見ます。

それでも何度も困るようなら、現在の回線やルーターが使い方に合っているかを検討します。

まとめ|原因を当てるより、一つずつ切り分ける

実家から、

「Wi-Fiがつながらない」

と連絡が来ったとき、最初から専門的な原因を探す必要はありません。

まず、

  1. 1台だけか、全部か
  2. Wi-Fiはオンか
  3. 正しいWi-Fiにつながっているか
  4. ルーターの電源とランプ
  5. 再起動で変化があるか
  6. ルーターの近くではどうか
  7. 障害情報が出ていないか

の順番で見ます。

一つ試したら、

「変わった?」
「まだ同じ?」

と確認してから次へ進みます。

実家のネットを家族が電話で手伝うときも、

一気に何個も操作してもらうより、

「まずスマホだけ見よう」
「次にルーターを見よう」

と一つずつ進める方が、お互いに今どこを確認しているのか分かりやすくなります。

そして、

「遅いと感じるか」
「この場所では使いにくいか」

を決めるのは、実際にその家で使う人です。

ルーターの近くへ移動したり、置き場所を変えたりして、本人が普段使う場所でどう感じるかを見てください。

何度も同じ症状が続く場合は、回線や機器そのものを見直す選択肢もあります。

実家のネット環境を選び直したい場合はこちらです。

実家のWi-Fiは何を選ぶ?光回線・ホームルーター・スマホだけの違い

ホームルーターを検討する場合はこちらです。

実家向けホームルーターの選び方

光回線を検討する場合はこちらです。

実家の光回線の選び方

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