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子どもに初めてスマホを持たせるのは、家族にとって大きな一歩です。「いつから持たせるのがいいの?」「トラブルが起きないか心配」――そんな不安を減らすには、スマホを渡す前に家族で決めておくことが大切です。
この記事では、初めてのスマホで押さえておきたいポイントを7つ紹介します。すべてを一度に決める必要はありません。まずは「安全に使える」「困ったときに相談できる」を整えてから、少しずつ使い方を広げていきましょう。
はじめに|渡す前に、家族で話し合う
子どもにスマホを持たせる目的は、家族によってさまざまです。連絡のため、習い事の送り迎えのため、友だちとのやりとりのため。まずは「なんのために持たせるのか」を家族で話し合いましょう。
- 持たせる目的:連絡手段、学習、防犯など、家族の目的を言葉にすること
- 使う場面:登下校、習い事、家の中など、使う場面をあらかじめ想定すること
- 子どもの気持ち:子どもが「どう使いたいか」を聞いて、希望も受け止めること
この3つがはっきりすると、あとのルール決めもスムーズになります。目的が決まらないまま渡すと、使い方のトラブルが起きやすくなります。
1. 持たせるタイミングと目的を家族で決める
「みんなが持っているから」だけで決めると、あとでルールを決め直すのが難しくなります。家族の事情に合ったタイミングを、親子で話し合って決めましょう。
- きっかけをはっきりさせる:通学、習い事、連絡手段など、持たせる理由を家族で共有する
- 子どもと約束を決める:使い方のルールは、渡す前に親子で一緒に決める
- 試す期間を決める:はじめは「まずは1か月」など、様子を見る期間を決めておくと安心です
一緒に確認:家族のなかで「いつから持たせるか」の考えが違うときは、子どもの生活に合わせて話し合いましょう。
2. フィルタリングを設定して安心できる状態にする
フィルタリングは、子どもに見せたくないサイトやアプリをあらかじめ制限する仕組みです。スマホを渡す前に、必ず設定しておきましょう。
- iPhoneの場合:「スクリーンタイム」の「コンテンツとプライバシーの制限」から設定できます
- Androidの場合:Googleの「ファミリー リンク」アプリから、利用時間やアプリの制限を設定できます
- 通信会社のフィルタリングも確認する:契約時に申し込めるフィルタリングサービスもあります
注意:フィルタリングを設定しても、すべての危険を防げるわけではありません。設定とあわせて、使い方の話し合いも大切です。
3. アプリのインストールは家族の許可制にする
子どもが自由にアプリを入れられると、思わぬ課金やトラブルの原因になります。はじめのうちは、アプリの追加は家族の許可制にしておきましょう。
- iPhoneの場合:スクリーンタイムの「iTunes StoreおよびApp Storeでの購入」で、インストールに許可を求める設定ができます
- Androidの場合:ファミリー リンクから、アプリのダウンロードに保護者の承認を求める設定ができます
- 新しいアプリは一緒に確認する:子どもが入れたいアプリは、内容を一緒に見てから決めましょう
一緒に確認:SNSや動画アプリは、年齢制限や利用ルールを確認してから使い始めましょう。
4. ゲームの課金トラブルを防ぐ設定を確認する
ゲームの課金トラブルは、子どものスマホで起きやすいトラブルのひとつです。渡す前に、課金できない状態にしておくことが大切です。
- 購入時に承認を求める:アプリ内課金や有料アプリの購入には、保護者の承認が必要な設定にしておきましょう
- 携帯料金と合算する支払いを止める:キャリア決済が使える状態だと、気づかないうちに課金されることがあります
- パスワードは子どもに教えない:購入時のパスワードや暗証番号は、保護者が管理しましょう
注意:無料のゲームでも、アイテム課金で料金が発生することがあります。「無料=お金がかからない」ではないことを、子どもにも伝えましょう。
5. 使う時間と場所のルールを一緒に決める
スマホの使いすぎを防ぐには、時間と場所のルールを親子で決めておくことが大切です。ルールは、子どもと一緒に決めると守りやすくなります。
- 使う時間を決める:1日の使用時間や、夜何時まで使っていいかを決めましょう
- 使わない場面を決める:食事中や就寝前など、スマホを使わない時間や場所を決めておきましょう
- 制限機能を活用する:スクリーンタイムやファミリー リンクの時間制限を使うと、ルールを守りやすくなります
一緒に確認:ルールは一度決めたら終わりではなく、子どもの成長に合わせて見直していきましょう。
6. 困ったときの相談ルールを決めておく
ネットのトラブルは、子どもが一人で抱え込むと大きくなります。困ったときにすぐ相談できる関係を、スマホを渡す前に作っておきましょう。
- 知らない人からの連絡は、返事をせずに家族に相談する
- 怖い・気持ち悪いと感じたら、すぐに画面を閉じて家族に話す
- 友だちとのトラブルも、家族に相談していいと伝えておく
注意:「相談したらスマホを取り上げられる」と子どもが思うと、相談しにくくなります。相談したら一緒に考える、という姿勢を伝えましょう。
7. スマホの紛失・破損に備えておく
子どもがスマホを持ち歩くようになると、紛失や破損の心配も出てきます。万が一のときに備えて、渡す前に準備しておきましょう。
- 探す機能をオンにする:iPhoneの「探す」、Androidの「デバイスを探す」をオンにしておきましょう
- 連絡先を登録しておく:家族の電話番号を連絡先に登録し、紛失時に連絡が取れるようにしておきましょう
- ケースと画面フィルムを用意する:落としても壊れにくいよう、ケースとフィルムで守りましょう
一緒に確認:紛失したときの連絡先や、交番・学校への連絡方法も、家族で話し合っておきましょう。
まとめ|まずは3つ、渡す前に確認を
この記事で紹介した7つのポイントは、すべてを一度に整える必要はありません。まずは「フィルタリング」「課金トラブル防止」「相談ルール」の3つから確認してみましょう。
あとで見直すときの目安は、次の3つです。
| 項目 | 確認の目安 |
|---|---|
| フィルタリング | 制限が入っている状態で渡している |
| 課金トラブル防止 | 子どもの操作だけでは課金できない状態になっている |
| 相談ルール | 困ったときに誰に相談するか決まっている |
困ったときは、一人で抱え込まず家族で話し合いましょう。ルールを少しずつ見直しながら、安心してスマホを使えるようにしていきましょう。
親が自分のスマホ設定を見直すときは、こちらの記事も参考になります:親のAndroidスマホで最初に設定しておきたい7項目
